「プラズマグリーン」工法は「さざれ石」の誕生理論を応用した技術です。河川に堆積した砂礫が水和反応の結果、固結し岩塊になる石化現象にその起源を得ています。
一度、地表に絡み合った吹付材は地山との隙間を構造的に造らず、膨張、収縮、劣化の少ない基盤形成が可能になり、それ故、現地の状況によってラス網不要も提案できます。強固な基盤形成によって、発芽、育成の遅い在来大木植物が外来草本植物やハギ類に被圧されることが少ない群落形成ができます。

プラズマグリーン
■特徴
  1. 現地発生材やリサイクル資源を利用して資源循環を推進します。
  2. 高度な樹林化が可能です。
  3. 強固な基盤形成が可能です。
  4. コスト縮減を可能にする緑化工法です。
  5. 景観に配慮した設計ができます。


リサイクル* 現地発生材の有効利用(破砕チップ・現地発生土)
リサイクル資源の再利用(木質バイオマス・建設汚泥・産業副産物)
高度な樹林化
団粒基盤形成による表層土と同機能 地上部と地下部における環境改善力の向上
強固な基盤形成* さざれ石の誕生理論の応用 イオン交換→ポゾラン反応→エトリンガイト→石化
コスト縮減* ラス網不要(8分勾配以下) 建設・管理・補修費等トータルコスト縮減
景観の保全 周辺環境と同じ植物や種子による群落形成 人工構造物の減少

*リサイクル
工場規格製品を使用する場合

使用する基盤材は地域で発生する植物廃材にダム堆積土等の土壌分を25%程度混合して製造されます。所定の工場内で水分調整→粒度調整→混合→計量→袋詰の過程を経て充分な管理下で製造されています。

現地発生材を使用する場合

現地発生材を堆肥化したものに良質なシルト分を含む土壌を25%程度加えて、吹付材として使用できます。また、堆肥化できない場合でも、生チップ:有機堆肥:土壌分を6.25:1.25:2.5の割合で配合することで、吹付材として利用できます。

*強固な基盤形成
吹付材に含まれるアルミナ、シリカ、鉄等の成分が固化材の成分と反応してエトリンガイトとよばれる針状結晶が誕生します。余剰カルシウムは炭酸ガスと反応して水を加えても再泥化しない元の岩石に移行していきます。

*コスト縮減
従来の有機質基盤材と高分子樹脂で吹付けた基盤層に比べて基盤層が劣化せず、経年による膨張と収縮が少なく地山との隙間が構造的に発生しないことから、吹付基盤の滑落は少なく、のり面の状況(8分勾配以下)によっては、ラス網を必要としない実績を得ています。ラス網を省略でき、将来に亘り滑落等の補修が少なく済みます。

■植物廃材の処理
処理

■現地発生材の利用
利用

■エトリンガイド(針状結晶)
針状結晶写真