保育ブロック

保育ブロック

貫通した穴を設けた土壌ブロック(保育ブロックと云う)で、これを植物の「生育基地」とするものです。保育ブロック本体は、土壌と有機物で構成されているため、プラスチックなどの高エネルギー材料を使用していません。貫通穴に種子や幼苗を入れて使用します。

<特徴>

①根茎の初期生育が著しく良くなり、定着率が高まり、乾燥枯死が回避できます。
②保育ブロックを1単位として成立させますから、植物間に「競争の原理」と「保護の原理」が同時に働き生育が促進されます。
③保育ブロックの高い保水性と養分の集中的投与によって総生産量が増加します。灌水農業においては、保育ブロックが長期間保水することから、灌水間隔を広めることができ、また、灌水量を一定にした場合、収穫量が2倍になった例もあります。
④水に入れてもすぐには壊れません。使用時には一度水に浸してから使用すると効果的です。

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