今、生態環境の悪化が急速に進んでおり、地球環境の修復のための緑化が盛んに行われています。 しかし単に緑量を増やせば良いわけでなく、導入された緑を見ると、気象変動や災害に弱い緑、天然性に比べ早期衰退する緑、遷移が停止し生態系の永続的発展が見られない緑、人の管理なくしては存続できない緑など、環境改善に効果の低い緑が増加しています。「緑量を増やすこと」から「緑がもつ機能と質」への転換が求められています。

また、緑のある景観は、人間が自然と調和して暮らしていく中で、人々の心に安らぎをもたらします。このように緑には潜在的な可能性を持っています。
「緑がもつ機能と質」の向上には、多様性に富む土壌の形成が必要です。土壌微生物、養分、土壌構造の多様性によりスムーズなエネルギー循環が生じ、「緑がもつ機能と質」を高めることができます。
当社は緑に関わる１企業として、土づくりの観点から この「緑がもつ機能と質」の向上の目的のために、スタッフ一同が役割をしっかり果たしていきたいと思っています。

スタッフ一同