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各種の袋状物に種子、肥料、土壌改良材と良質の土壌を混合して詰め(予め袋詰めしたものが完成土のう)、生育基盤の造成を行うと同時に植物を導入する方法です。施工形状区分からは、全面張工、市松張工、筋張工、積工、法枠内詰工等の施工方法があります。資材の搬入が容易で、適用範囲が広く、積極的に適用したい工法です。
<主な特徴>①製造工場で一貫製造していますので品質が安定しており均一な植生ができます。②軽量なため施工性が良く、また並べるだけで簡単に植生ができます。③生分解型は土壌中の微生物によって分解され水と炭酸ガスに変化する環境品です。
被覆材にワラやネットを使用し、種子、肥料等を装着したシート類(水溶紙、不織布等)と一体となった植生シートを法面に張り付ける工法。資材の搬入が容易なため、幅広く適用できる工法です。
<主な特徴>①ワラの持つ断熱性によって、夏季の高温、冬季の低温による発芽障害を軽減します。②ワラの繊維が地面に密着し、表面土砂の流出や、寒冷地及び高冷地における凍上崩落を防止して、法面の保護に優れた効果を発揮します。③ワラの優れた保水性により、種子の発芽を促進し、生育を安定させます。
<主な特徴>①降雨、融雪、凍上等のエロージョン防止に効果があります。②施工中に種子、肥料の移動が少なく均一な植生ができます。③比較的大きい面積の緑化に威力を発揮します。④軽量で、運搬も施工も簡単に行えます。
客土、種子、肥料等を内蔵したマット類を法面に張付ける工法で袋体を全面にセットしています。
<主な特徴>①複合マット内部に客土、種子、肥料等を内包している一体型の厚層植生マット。②のり面の凹凸にも良く密着し土砂の流出や、寒冷地及び高冷地における凍上崩落を防止して、法面の保護に優れた効果を発揮します。③マット内部の客土は間伐材を有効利用し、更に水分調節済みのため数日間保存できます。
種子、肥料、養生材(ファイバー)、粘着材等を水に分散させ、それらを種子散布機(ハイドロシーダー)により法面に散布する工法です。
<主な特徴>①古紙を再利用し綿状に粉砕した製品で、種子、肥料、糊と併せて使用します。②種子や肥料を降雨、融雪、凍上等のエロージョン防止に効果があります。③有機物のため、植生後は土に還元されます。④含水率10%以下で正味重量が多く経済的です。
<主な特徴>①顆粒品のため、取扱いが簡単。②粘性が高く、少量の使用で、種子、肥料等を安定させます。③品質検査済みで安心・安全です。
畦畔の管理にセンチピードグラスが使われています。種子を定着させるための保護材料として「オーヨーファイバー」と「オーヨーボンド」は最適です。
a.主な特徴①センチピードグラスの発芽まで、種子を保護します。「オーヨーファイバー」は古紙を主原料にしていますので、降雨や蟻から種子を保護し、やがては分解してなくなります。②「オーヨーボンド」は粘着材でその粘りでファイバーと種子をしっかり保護します。環境に影響を与える有害物質は含まれていませんので安心してお使いいただけます。
c.使用材料
●播種期について「センチピードグラス」の播種期は4/中~7/末です。発芽には20℃以上の温度が必要です。夏の乾燥期を乗り越えるための生育を期待するためには梅雨時期までには播種します。●雑草処理について播種前までにラウンドアップ等で特に多年草の退治を徹底します。除草剤散布後、雑草地上部を焼き払うか地際まで刈り払い、刈り草を取り除きできるだけ裸地を露出させます。また播種後、他の生育の早い雑草を地上部5cmのところで刈り払います。生育の遅いセンチピードは他の雑草が伸びて十分に日が当たらないと衰退してしまいます。初期の管理が大切です。●定着後の管理について定着後の管理は雑草処理が中心となります。センチピードグラスはランナーを伸長させることで被覆率を高めていきます。センチピードグラスの根元に日光が当るように雑草が20~30㎝の高さになったら5~10㎝の高さで刈り込みます。この過程を繰り返すことで、センチピードグラスが徐々に優勢になります。
【手播きの場合】バケツの大きさに従い必要量のオーヨーファイバーを投入します。オーヨーファイバー5kgに対して用水100ℓが目安です。次に必要量のセンチピードグラスとボンドをゆっくり投入します。柄杓等を使用して全面に軽く散布します。㎡当たり柄杓2杯(約1~1.5ℓ)を目安にして下さい。若干の播きムラについては問題はありません。
金網張工、法枠工を緑化基礎工として、生育基盤材、安定材、種子、肥料等を混合して、吹付機を使用して吹付ける工法です。工法選択にあたっては、植物生育の永続性、肥料養分の持続性、生育基盤の安定性、持続性、耐凍上性等について十分検討します。
<主な特徴>①ウッドチップを細かく粉砕して長期間熟成した堆肥に土壌分等を配合した植栽基盤材です。②緑化目標に応じた水分と粒度に調整した良質な人工土壌です。③植物の生育に欠かせない養分供給源としての機能を長期に亘り発揮します。④品質検査済みで安心・安全です。
近年、地球温暖化やヒートアイランド現象など環境悪化が問題となっています。生活排熱が多い都市部では新たに緑地を設けることが困難で、既設の建物の屋上のあいたスペースを有効利用し、排水システムや軽量人工土壌をのせて、植物を育成し緑化面積を増やそうとするものです。
<主な特徴>①屋上緑化、屋上菜園など特殊空間での生育基盤用の土壌として最適です。②湿潤時比重0.6と軽量なため、運搬や荷揚げが容易ですす。③無機物と有機物をバランス良く配合しています。④緑化木、菜園、芝生など、必要土壌厚の異なる場所にも適応します。